売れないネットショップには売れない理由があります。
もしもこの記事をお読みの方が運営しているネットショップが以下に該当していたら、なぜ売れないのか、ではなく、理由があって売れないと考えてよいでしょう。

集客が少ない

売れない最大の理由として、まず集客力が少ないことがあげられます。集客量が少なければどれほど魅力的な商品が揃えてあり、サイト構造が適切でもトータルとしての売上のボリュームは稼げないのです。

サイト内で直帰、離脱が起きている

また集客という「入口」ではそれなりの数が集められていても、そこから先に購買までユーザーがアクションを起こしてくれなければ売上は上がりません。そのよい例が、サイトにアクセスしても見た瞬間、このサイトには自分の求めているものがないと判断されて去られてしまう直帰、ある程度サイト内を回遊したユーザーが商品をカートに入れて購入手続きをする前に去ってしまう離脱などです。この数値を0にすることは不可能ですが、直帰、離脱の数値が高ければ高いほど、そのサイトでは売上が上がりません。

間違ったターゲットに情報発信している

しっかり宣伝に投資をしても集客数が増えないとしたら、それは間違ったターゲットに情報を発信している可能性があります。たとえば中高年向けのサプリメントの販売サイトであるにも関わらず、若年層がアクセスするサイトへのバナー広告を出したり、ユーザーが若年女性のインスタグラムに広告を出しても、集客にはつながらず、売上も伸びません。

商品、サービスに魅力が乏しい

そもそも販売している商品やサービスに魅力が乏しいという可能性もあります。商品の性能が低かったり、あるいは機能やデザインに魅力がないのに価格が高ければ、どれだけユーザーがアクセスしてくれても購買にはつながりません。この場合は適正価格を見極める必要があります。

商品、サービスを魅力的に訴求できていない

では自信をもって進められる商品やサービスであればどうでしょうか。本当に良い商品やサービスでもその価値がユーザーに伝わらなければ購買にはつながりません。「うちの商品はよいのになぜ売れないのか」という場合は、広告の文面、写真などの内容やサイト内での商品説明を見直した方がよいでしょう。

購入の動機づけが弱い

ユーザーが商品やサービスを購入する気になっても、よほど商品やサービスを気に入っていない限り、ユーザーは「購入してもよいものか」、「損をしないか」、「ほかにもっと良い商品があるのではないか」、と必ず迷います。その時に最後の一押しをする仕組みがないと、ユーザーの大半は途中で離脱してしまうため最終的な売上は上がりません。

購入を阻害している要因がある

ユーザーとしては購入する気が満々でも、購入を阻害する要因がネットショップに隠れているかもしれません。高額な配送料や、仮に配送無料の制度があっても条件金額が高い、カートがわかりにくい、住所入力の際に商品購入に必要ではない個人情報を聞かれるなどです。

まとめ

このように、売れないネットショップには売れない理由があります。本当に自社のネットショップの売上を上げようと思ったら、その理由が上記のどれに該当するのかを検証し、その対策を講じる必要があります。そうして売れない理由から売れる理由に変えていくことで、売れる仕組みを作っていきましょう。